アスンシオンで子供達ボートに試乗!

2017年11月1日、パラグアイ国の首都アスンシオンにおいて、9~12歳の小学校の子供たち約50名を招待して、最新のFRPボートに乗ってもらいました。

日本に送るボートですが、買主さんの許可をいただき、発送前のテスト走行のタイミングで子供達にも試乗してもらったのです。

PBCロゴ入りのTシャツも参加者の皆さんに着てもらいました。

写真を見ていただくと分かるように、ジョン・サトウはメチャクチャ気合を入れて、記念のバーナーまで作って子供達を迎えました。

バナーに書いてある「Aprendiendo a Pescar」は「魚を学ぶ」の意味です。

ジョンはアスンシオンで、子供達にボートに乗ってもらいながら、魚の事も学んだもらいたいと考えているのです。


南米では、まだまだ貧困や飢餓の問題がありますが、魚を知り、釣りの知識があれば飢えをしのげる人々も多いはずなのです・・・。

また、日本では人口減少が大問題ですが、世界では引き続き人口が増加中で近々に食料の問題が勃発します。

例えば牛は1回に 1頭しか子供を産みませんが、魚は数10万個から100万個以上の卵を産みます。自然に置いておくとその卵の孵化率は1%以下だそうですが、それを養殖して孵化率を上げれば、食料として大変有望です。

ですから、未来を担う子供達に、この重要な魚の事もたくさん学べる環境を用意したいのです。

「せっかくのTシャツが、救命胴衣で隠れてしまっているのが残念でした・・・」と、ジョン・サトウ。(苦笑)
しかし、子供達はボートに触れてとても喜んでいたようです。
ジョンからボートに関する説明も受けて、色々と刺激を受けている様子が、写真からもうかがえます。

この中からきっと、将来ジョンとボートを作る子供が出てくるのではないか・・・そう思っています。

来年(2018年)から子供達に乗ってもらおうと修復を進めている、修復中のボートも、子供達自身に見てもらいました。

PBC(Pelican Baot Club)

子供達に釣りを教える事で飢餓を無くそう! PBC:南米パラグアイ、アスンシオンの子供達にボートと川海・釣りを学ぶ機会を提供するプロジェクト。