ABOUT the Project
日本にとってはちょうど地球の真裏にあたるパラグアイ国は、貧困・腐敗度でナンバーワンという不名誉な評価を受けて、日本国から企業投資が抑制される時期もありましたが、現在、首都アスンシオンは、南北米で一番未来性があると評価され、希望の詰まった国に変貌しました。
とはいえ、多くの地域で子供の死亡率が高かったり、子供たちの将来において有望な産業が少ないなど、まだまだ多くの支援が必要な国です。
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そんなパラグアイにおいて、日本人によって、FRPボート製造工場を建設するプロジェクトが始まっています。21世紀の環太平洋・海洋文化時代を牽引する、不沈構造を持つ安全安心・最先端ボートの工場です。
そのボート工場は子供達の夢の職場に成り得ます。工場でボート製造に従事すれば最先端のボートビルダー技能を習得でき、当然、高い収入を得ることができるようになるからです。
子供たちがボートビルダーを目指すきっかけになるボートとのふれあいの機会が必要ですが、残念ながらパラグアイ工場で作られたボートは今全て、日本に送られています。
そこで、子供たちがボートに触れて、魚釣りを学び、川や海を学ぶ為のボートと環境をプレゼントするためにペリカンボートクラブを立ち上げました。
PBCでは当面の間、中古ボートを入手し修繕を行って、パラグアイの子供達が乗ることのできるボートを揃える事に注力します。
かつて米国で作られて南米に輸出された不沈構造ボートの中古を修繕し、子供たちの教育に用います。
修繕はパラグアイのFRPボートメーカーの協力を得て、ジョン・サトウが担当します。
日本からは、中古ボートの購入資金・修繕資金を寄付により集めて、パラグアイに送金することで支援します。